サッカーゲームの歴史って?代表的作品をご紹介


日本では1993年のJリーグ開幕、2002年の日韓ワールドカップによって一気に人気が高まり、今や国民的スポーツとして認知されているサッカー。
サッカーゲームもとても人気で、毎年のように新作が発売され、esportsの競技にもなっています。

ですが、サッカーゲームはいつ頃生まれたのか?どの様な歴史を歩んできたのか?ご存知のかたはあまりいないのではないでしょうか。
今回はサッカーゲームの歴史を、代表的な作品を取り上げながらご紹介します

実はサッカーゲームは80年代からあった

ちょっと意外かもしれませんが、サッカーゲームは日本でサッカー熱が高まった1993年より前から発売されていたんです。
初期の代表作として挙げられるのが、1985年に任天堂からファミコン用ソフトとして発売されたその名も『サッカー』。そのまんまの名前ですね笑。

ファミコンの性能では、11人対11人がピッチ上で入り乱れながら試合をするサッカーを、完全再現するのは困難でした。
ですので本作は1チーム6人制。フィールドプレイヤー5人とゴールキーパー1人という構成でした。
また、ボールが跳ねることがないのでヘディングがないなど、時代を感じさせる作りでした。

ウイニングイレブン、FIFAの登場

サッカーゲーム人気を現在の位置にまで押し上げたのは、『ウイニングイレブン』と『FIFA』の両シリーズと言えるでしょう。
それぞれ第1作が1995年と1994年、同じ頃に発売されています。

その頃になるとゲーム機の性能も大幅に向上し、11人対11人の対戦が可能になっていたりと、グッと本物のサッカーに近づいています。
この両シリーズは、どちらも「実在のチームやサッカー選手を操作できる」という点に重きを置きながら進化してきたと言っていいでしょう。
そのため選手の顔や体型、動き方などのグラフィックのリアルさに徹底的にこだわって制作されています。

メッシやクリスティアーノ・ロナウドなど、実在のスーパースターをイメージキャラクターにし、実在のリーグやチームをどれだけ収録しているかを競ってきました。
FIFAとライセンス契約をしているからウイニングイレブンには実名で登場していない…というようなチームもあったりします。

自分でサッカークラブを経営するゲーム

いかにリアルなサッカー体験を提供できるかで火花を散らしている『ウイニングイレブン』と『FIFA』。
一方でこの2作品とは違った楽しみ方ができる作品も登場しています。
それが、1996年に第1作が発売された『プロサッカークラブをつくろう!』シリーズ。

プレイヤーはサッカークラブのオーナーになって、チームの運営や選手の獲得などを行います。
試合は自分で操作できず、選手交代や多少の指示出しができるのみ。サッカークラブの運営に特化したゲームなんです。

いかがでしょうか?リアルなサッカー体験を追求したタイトルがある一方で、それとは違った視点からサッカーを楽しむゲームも存在しています。
これからもどんな楽しみ方ができるサッカーゲームが生まれるのか楽しみですね!

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