通勤や通学で電車に乗っていると、スマホをいじっている人をよく見かけますよね。
ではみんな何をしているのかというと…
インスタやFacebook、LINEなどのSNSを見ている人。
今この記事を読んで下っているあなたの様に、何かのサイトを見ている人。
マンガや動画を見ている人。色々な人がいますね。
そしてスマホでゲームを遊んでいる人も沢山います。
スマホが普及し、様々なアプリが登場して、ゲームはとても身近なものになりました。どこでも遊べて、暇つぶしにもピッタリ。
それではスマホが登場する前は、持ち運びできる携帯型のゲームってどのようなものがあったんでしょうか?
今回は携帯型ゲームの歴史をご紹介したいと思います。
携帯ゲーム機の先祖、ゲーム&ウオッチ
世界初の携帯ゲームは1976年にアメリカのマテル社が発売した「Mattel Auto Race」と言われていますが、その後1980年に任天堂が発売した「ゲーム&ウオッチ」が大ヒットを記録します。
ゲームは今のアプリなどとは違い、一つの本体に対し1種類のゲームのみが収録されていました。
開発者は当時任天堂の社員だった横井軍平氏で、彼は電車の中で電卓で遊ぶサラリーマンを見かけたことで、ゲーム&ウオッチの構想が思い浮かんだと言われています。
世界的ヒットを記録した伝説的存在、ゲームボーイ
ゲーム&ウオッチの発売開始から9年後の1989年。ゲームの世界を変えたと言っても過言でない伝説的存在、ゲームボーイが発売されます。
ゲームボーイではカセットを入れ替えることで、ひとつの本体で何種類ものゲームが遊べるように、改良されていました。
「持ち運べるファミコン」の触れ込みで売り出され、テトリスなどのヒット作にも恵まれ世界中で凄まじい売り上げを記録しました。
発売当時社会現象を巻き起こした『ポケットモンスター』も、1作目はこのゲームボーイ用ソフトとして発売されました。
より万人に遊んでもらえるゲーム機を目指して、ニンテンドーDS
ニンテンドーDSは2004年に任天堂から販売されたゲーム機です。このハードはそれ以前のゲーム機と比較して非常に個性的でした。
画面が2つあり、今のスマホのようなタッチスクリーンの機能を備えていました。
それらの機能を活かし、スクリーンにタッチペンで文字や記号を書いてクイズを解く『脳を鍛える大人のDSトレーニング』など、今までのゲームの枠組みには捕らわれないタイトルも数多く出されました。
その結果、今までゲーム機に触れなかった人にも受け入れられる携帯ゲーム機となりました。
持ち運べるPS、PlayStation Portable
ニンテンドーDSと同年にSONYが発売したのが、PlayStation Portable(PSP)です。こちらは当時の最先端技術を結集した携帯ゲーム機で、
家庭用ゲーム機と同じレベルのグラフィックやボリュームのタイトルを遊ぶことができました。
通信機能も備えており、『モンスターハンター ポータブル』などの大ヒット作も登場しました。
いかがだったでしょうか?1つの本体で1つのゲームしか遊べなかった時代から、どんどん進化していったことがお分かりいただけたのではないでしょうか。
スマホゲーム全盛期の今ではなかなか見かけることのなくなった携帯ゲーム機ですが、一度触れてみるとスマホにはない感覚を楽しめるかもしれませんよ!
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