皆さん、音楽ゲームって遊んだことがありますか?
音楽のリズムに合わせて画面の上の方からボタンが降りてきて、タイミングよくタップするとコンボ!といった感じのゲームです。リズムゲームと呼ばれたり、略して音ゲーとも言われますね。
アプリでもこのようなタイプのゲームがいくつも配信されていますし、ゲームセンターにも必ず何台かは置かれているので、
「そういえばやったことあるなぁ」と思われた方も多いんじゃないでしょうか。
ひとつのゲームジャンルとして多くの人が知っているであろう「音楽ゲーム」。
ですが、音楽ゲームが誕生したのっていつなのか、今までどんな音楽ゲームが楽しまれてきたのか、知っている方はあまりいらっしゃらないんじゃないでしょうか。
そこで、今回は音楽ゲームの歴史についてご説明しようと思います!
音楽ゲームの誕生
ゲームの中に音楽を取り入れた作品は、ファミリーコンピューター用ソフトとして1986年に発売された『たけしの挑戦状』など、古くから存在していました。
ですが、その頃の技術力ではゲーム内で本格的な音楽を流すことができないこともあり、ヒット作はなかなか生まれませんでした。
そんな中、1996年に「音楽ゲーム」というジャンルの遊び方を決定づける金字塔的な作品が発売されます。Playstation用ソフト、『パラッパラッパー』です。
本作は流れる音楽のリズムに合わせてコントローラーのキーを入力するという、現在の音楽ゲームと全く同じ遊び方のゲームでした。
パラッパラッパーは大ヒットを記録し、以後発売された音楽ゲームは本作のシステムを受け継いでいくことになります。
ゲームセンターでの流行
『パラッパラッパー』の大ヒット以降、音楽ゲームはゲームセンターで発展を遂げていきます。
特にコナミは毎年のようにヒット作を世に送り出していきます。1997年の『ビートマニア』、1998年の『ダンスダンスレボリューション』、1999年の『ドラムマニア』などが代表作ですね。
ゲームセンターのゲームであるということもありボタンを押すだけでなく、実際にダンスのステップを踏んでいる感覚を楽しめたり、ドラムを叩いている感覚でプレイできるなど、
体全体を使って楽しむことができるゲームが多いことも特徴です。
ですがこれらのタイトルはどんどん高難易度化が進み、初心者には遊びづらいものになっていってしまいました。
みんなが楽しめる音楽ゲーム
マニア向けのタイトルが主流となってしまった音楽ゲーム業界ですが、2000年代から「みんなが楽しめる」ことを意識した作品が多く発表されるようになり、再び多くの人に受け入れられるようになりました。
ゲームセンターでは実際に太鼓をドンドン叩いて遊ぶ『太鼓の達人』はヒットし、家庭用ゲームでもボタン一つでシンプルに遊べる『リズム天国』が人気になりました。
スマホアプリでの音楽ゲーム
スマホゲームの「タップして遊ぶ」というスタイルと、音楽ゲームの「リズムに合わせてボタンを押す」という遊び方がマッチしていたこともあり、
音楽ゲームはスマホアプリでも数多く発表されました。特に『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』や『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』など、
メディアミックス作品で多数の楽曲を発表していたアイドルものと相性がよく、どちらも大ヒットを記録しています。
それ以降もアイドル×音楽ゲームというアプリは数多く配信され続けています。
いかがだったでしょうか?これで音楽ゲームの歴史もバッチリですね!
ここで知ったことを、是非お友達にも教えてあげて下さいね!
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