皆さん、恋愛シュミレーションゲーム(恋愛ゲーム)って遊んだことはありますか?
「ギャルゲー」や「美少女ゲーム」と呼ばれることもありますね。
個性豊かな美少女たちと交流し、段々と仲良くなって最終的には恋人に…
青春の純愛を楽しめるものから、ハーレムを築いてやりたい放題できるものまで、色々な作品が発売されています。
同じスタイルで、家庭用ゲームからPC、スマホアプリでも楽しむことが出来るこのジャンル。
恋愛シミュレーションゲームっていつ頃生まれたものなんでしょうか?
今回は、恋愛シュミレーションゲームの誕生から発展に至るまで、代表的な作品を取り上げながらご紹介したいと思います。
恋愛シュミレーションの元祖は何と任天堂から!?
スーパーマリオやゼルダの伝説など、数々の大ヒット作を世に送り出している任天堂。
万人に受け入れられる作風のゲームが多く、「ゲーム業界の優等生」という印象を持つ方のいるんじゃないでしょうか。
任天堂が恋愛ゲームなんて軟派なものを作るはずが…と思ってしまったりもしますが、
実は任天堂がファミリーコンピューターで発売したゲームが、恋愛シュミレーションの元祖であるという説があるんです。
そのゲームとは、1987年発売の『中山美穂のトキメキハイスクール』。
実在のアイドル(現在は女優さんとしてご活躍中ですね)と疑似恋愛できることがウリの作品で、主人公の表情やコマンドを選択することでシナリオが進んでいきます。
コマンド選択を失敗するとゲームオーバーになってしまったり…現在の恋愛シミュレーションゲームに通ずる点もありますね。
恋愛ゲームの金字塔『ときめきメモリアル』
1994年にコナミからPCエンジン向けタイトルとして発売され、プレイステーションやスーパーファミコンに移植されて大ヒットを記録した『ときめきメモリアル』。
恋愛ゲームブームの立役者となり、現在に至るまで同ジャンルで本作の影響を受けていない作品はない、と言えるほどです。
多数の女性キャラの中からどのキャラと付き合いたいのか選択する、女性キャラと付き合うために日常生活で相手の好感度や主人公のパラメーターを上げるなど、
恋愛シュミレーションのお約束とも言えるシステムはこの時既に出来上がっていたのです。
恋人になった後の時間を楽しむ『ラブプラス』
ときめきメモリアルと同じタイプの作品が多数発売される中、異彩を放ったのが2009年にニンテンドーDSで発売された『ラブプラス』です。
従来の恋愛シミュレーションが美少女と付き合うことを目的としているのに対し、本作は付き合った後の恋愛を楽しめる作品でした。
また、ヒロインたちはプレイヤーとのやりとりの中で外見や性格が変化していくなど、今までの同ジャンルゲームには無かった要素が多数盛り込まれている作品でした。
いかがだったでしょうか?今回は、恋愛シミュレーションゲームというジャンルに大きな影響を与えた3作品を取り上げながら、その歴史を辿ってきました。
スマホアプリでのゲームプレイが一般化している現在、もっと新しい遊び方が出来る恋愛ゲームがまた生まれるかもしれませんね!
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